【金沢の朝活】夫婦で初カフェ!安江町の謎屋珈琲店とパン巡りの記録

朝活・ライフスタイル

金沢駅・安江町の静かな朝歩きと夫の昔話

梅雨の湿った朝が、金沢の街を重たく包み込んでいた。

足を踏み出すだけでじんわりと汗が滲む。

私たちはまた、金沢駅の周辺を歩いていた。

目的の場所は、安江町にある「謎屋珈琲店」。

以前から気になっていて「今度はここへ行こう」と夫婦で決めていた店だ。

前回の散歩では安江神社方面を歩いたから、今回は別院の正面側へと足を向ける。

「昔はここはアーケードやった。」

「この辺りもずいぶん変わったなぁ。」

夫の実家はこの金沢の東側にある。

東茶屋街の周辺を歩くたびに夫の口からは昔話が次々とこぼれ落ちてくる。

私はただ「へぇ~」と相槌を打ちながらその隣を歩く係。

朝の静けさが残る街を歩きカメラを覗きながら夫の思い出話に耳を傾ける。

街を大きく一周しても、まだ店の開店時間には少し早い。

だからもう一周することにした。

朝活を始める前の私たちだったら

「まだ早いし、車で待とうか」と迷わず言っていたはずだ。

それが今では

「じゃあ、もう少し歩こうか」

と自然に足が前を向く。

少しだけ私たちは進歩したようだ。

初めてのカフェ体験!「謎屋珈琲店」の魅力と雰囲気

そしていよいよお楽しみの

「謎屋珈琲店」

の扉の前に立つ。

実は私たちはカフェという場所へ二人で入るのはこれが初めてなのだ。

コーヒーチェーン店なら何度も行ったことがある。

けれど、「カフェ」と呼ばれる洒落た空間は、

二人で出かけると小競り合いが始まってしまう私たちにとって未知の領域だった。

私は娘や友人に連れられて何度か足を運んだことがあるけれど

夫にとっては完全なる初心者だ。

店の前で、私たちはぴたりと足を止めた。

「……入っていいのかな。」

そんな空気を全身から漂わせながら、少しだけモタモタする夫の背中を押す。

するとそこには穏やかで落ち着いた空気が流れていた。

朝の時間帯ということもあってかシニアのお客さんも居て

肩ひじを張らずにのんびりと過ごせる素敵な店だった。

運ばれてきたコーヒーは美味しくて

ブラックコーヒーが苦手な夫も「飲みやすい」と。

「また、来たいね。」

私たちのカフェデビューは、こうして大成功に終わった。

朝活なのに太った?パンの誘惑とこれからの課題

そのあとはいつものようにパン屋さんへ向かう。

向かった先は金沢駅にある「ドンク」だ。

しかし、ここで一つの重大な事実に向き合わなければならなかった。

朝活を始めてから、私は2キロ太った。

夫に至っては、4キロも体重が増えたという。

たったの2キロ、されど2キロ。

鏡に映る自分を見ると、明らかに見た目にも影響が出始めている。

健康のためにと始めたはずの朝活。

なのに、増えていくのは体重ばかり。

原因は痛いほど分かっていた。

毎週のように美味しいモーニングを食べ

パン屋に寄り

焼き立てのパンを買い込み

家に帰ってからまた食べる。

これでは健康活動なのか、ただのグルメ活動なのか分からない。

さすがに、これはまずい。

だから今回は娘の家へ寄るのをやめた。

パンも次男へのお土産だけにして、自分たちの分はぐっと我慢する。

とはいえ、今のところ私たちの朝活は「健康」の二文字よりも

「食欲」のほうが圧倒的に勝っているようだった。

店を出ると、季節はいよいよ本格的な夏へと移り変わろうとしていた。

これからの厳しい暑さを考えると

起きる時間をもっと早くすべきか

それとも散歩のコースそのものを変えるべきか。

移動時間が長すぎると些細なことで喧嘩が始まってしまうかもしれない。

そのうえ三日坊主な私たち夫婦にとって、朝のモーニングだけは絶対に外せない条件だ。

涼しい朝の風を求めて、また夫婦で長い作戦会議が始まろうとしている。

健康な体を手に入れる道のりは、どうやら思ったよりもずっと険しいらしい。